八ツ目うなぎって何?

八ツ目うなぎって何?

  • 体の両側に、目のような穴(エラ)が7つあり、これと本来の目を合わせ、八ツ目うなぎと呼ばれる。
  • 誕生は、3億4千年前(!)。現代に至るまで、ほとんど進化していません。
  • うなぎに形は似ているが、魚類ではなく、円口類(丸い口)のヤツメウナギ科に分類されます。その丸い口でサケやマスなどに取り付き、エキスを吸い取ることで成長します。
  • 新潟、山形、秋田などの日本海に注ぐ河川が主な産地。旬は冬~春先。しかし近年、獲れ高が激減し、仕入れることが難しくなっています。
  • 食感はうなぎと異なり、噛み切る時に歯ごたえがあります。蒲焼やうな重にして食べるのはもちろん、ブツ切りにして醤油や出汁で煮込んだ調理法もあります。
  • 栄養価がとても高く、江戸時代には鳥目・眼病予防、風邪を引いた時に食べていたようです。うなぎと比較しても、ビタミンAで5倍、B2で13倍も含まれています。このことから、薬品やサプリメントの原料としても使われています。